正社員を目指す人にメリットを紹介!
社会保険に加入できます
派遣やバイトと正社員の一番の違いは「社会保険」の有無ではないでしょうか。正社員になると「厚生年金」「健康保険」「雇用保険」「労災保険」の4つの社会保険に加入する事ができます。社会保険は、派遣やバイトという雇用形態でも、労働日数や労働時間によっては加入する事もできます。しかし現実的には、派遣やバイトとして働いている人が、正社員と同様の社会保険に入っている事は稀です。
厚生年金に加入していない人は「国民年金」に加入します。国民年金は年金支給額が少ないため、将来を考えた時に不安が残ります。健康保険に加入していない人は国民健康保険に加入します。国民健康保険は全額負担で、収入が上がるごとに納付する金額も上がります。たくさん給料を稼いだ年の翌年ほど、支払いが厳しく感じます。雇用保険は別名「失業保険」と呼ばれます。何かの事情があって離職してしまった時も、次の仕事が決まるまで失業給付金を受け取る事ができるため安心です。また労災保険に入っていると仕事中にケガをしたり病気になった時に、賃金保証を受けられるので助かります。
社会的な地位が上がります
派遣やバイトは、ライフバランスを重視したフレキシブルな働き方ができる一方、社会的な地位はそれほど高くありません。日本の社会は、正社員を対象にして様々なサービスを実施しているという現実があります。雇用形態が派遣やバイトだというだけで、ローンを組めないため家を持つ事ができない、クレジットカードの審査を通らないため大きな買い物ができないなど、不利な状況になります。また自分以外の家族や親戚、周囲の人々からも、やや低く見られてしまう可能性があります。
年収がアップします
派遣やバイトは自由に働く事ができる反面、フルタイムで働く事を想定されていません。特にバイトの場合は、週に4日以上シフトに入る事ができない職場が多いです。フルタイムで働けば、勤務時間が増えるので当然収入も増えます。さらに正社員になるとボーナスが支給される職場が多いため、時給以外の臨時収入を手にする事も可能です。産休や育休制度などの福利厚生も利用する事ができるようになりますし、「有給休暇」を取る事もできます。働いていなくても収入が入るのは、派遣やバイトにはない大きなメリットでしょう。夏季休暇や年末年始などにも給料が出ているため、安心して体と心を休める事ができます。
さらに昇給が期待できるのも正社員の魅力のひとつです。派遣やバイトでは、時給を10円上げるのも大変ですが、正社員なら1年ごとに昇給のチャンスがあり、ほとんどの場合、昇給が期待できます。派遣やバイトと正社員を比較すると、年数を経るほどに給料の差が大きくなるでしょう。
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安定して働ける【派遣】
介護業界での働き方のひとつに「派遣社員」があります。正社員やバイトとは違い、介護施設や事業所などに直接雇用されるのではなく、「派遣会社」と契約して派遣先の職場で働きます。自分のライフスタイルにあった条件で契約する事ができるため、「残業なし」「日中勤務のみ」など自由な働き方を選べます。派遣先の企業の都合に合わせて勤務時間を延長したり、転勤をさせられたりする事がありませんので、安定した環境で好きな介護の仕事を続ける事ができます。