派遣とバイトの違いを比較!
派遣とバイトの違いについて
正社員は正規雇用されています。一方で派遣とバイトは、正規雇用以外の働き方をしています。かなり同じように見える派遣とバイトは、働き方や立場が似ているようですが、違う部分も多いです。まずバイトは、勤務先の企業に直接応募して、企業が欲しいと思った時に直接雇用契約を結びます。とても分かりやすいシンプルな形です。派遣社員は、まず派遣会社に登録し、派遣会社と雇用契約を結びます。その後派遣された企業で働く事になります。仕事の指示は派遣先の社員の指示を受けて行います。またバイトの給料は勤務先の企業から出ますが、派遣社員の給料は、派遣先企業からではなく派遣会社から出ます。
就業期間等について
派遣社員には、港湾作業や警備など派遣労働が禁止されている職場がありますので、そこでは働く事ができません。バイトには制限がありません。また派遣社員が派遣先で勤務する雇用期間について、以前よりも厳しくなり無期限で働き続ける事はできなくなりました。ただし例外として、派遣元に無期雇用されているケースと60歳以上の派遣社員は制限がありません。一方バイトには、今でも就業期間の制限がありません。本人と企業が望めば、いくらでも働き続ける事ができます。
また給与や残業の交渉についての違いはどうでしょうか。バイトは給与面や労働条件についてなど、何でも自分で企業を相手取り、直接交渉をする必要があります。派遣社員は、派遣先の企業ではなく、派遣元の企業に相談することができます。派遣先の企業には言いにくい事でも派遣会社のスタッフに気軽に相談できるのは、派遣社員のメリットです。
時給や福利厚生などについて
派遣社員とバイトの給料は、どのようになっているでしょうか。実は派遣社員の方がバイトよりも時給が高い傾向にあります。一般的には、派遣社員の方が即戦力としての期待が高いという事がうかがえます。もちろんバイトの中には、企業で求められるスキルや知識を持っている人もいます。派遣社員よりも時給が高い人もいるでしょう。しかし同じ職場で派遣社員とバイトが働いた場合は、派遣社員の方が時給が高い事がほとんどです。実力よりも後ろ盾に派遣会社がいる事が派遣社員に有利に働いているかもしれません。
それでは福利厚生に関してはどうでしょうか。年に1回の健康診断や格安で宿泊できる施設、スポーツジムなどの無料利用など、様々な福利厚生を利用できるのは派遣社員の方です。バイトは福利厚生に恵まれていないケースが多いです。また確定申告についても、派遣社員は会社が年末調整をしてくれますが、バイトは自分で手続きをしなくてはいけません。
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介護業界での働き方のひとつに「派遣社員」があります。正社員やバイトとは違い、介護施設や事業所などに直接雇用されるのではなく、「派遣会社」と契約して派遣先の職場で働きます。自分のライフスタイルにあった条件で契約する事ができるため、「残業なし」「日中勤務のみ」など自由な働き方を選べます。派遣先の企業の都合に合わせて勤務時間を延長したり、転勤をさせられたりする事がありませんので、安定した環境で好きな介護の仕事を続ける事ができます。