バイトのメリットをチェック！「ライフスタイルを優先」

介護職を「体験」できます

介護職の仕事をバイトとして始めるメリットのひとつに「介護職の体験ができる」という点があります。介護を必要とする人の役に立ちたい、介護業界で活躍し将来的に資格を取得してキャリアアップしたいと思っている人は多いと思いますが、働いてみないと介護業界が自分に合っているかどうかは分かりません。いきなり正社員として介護職として働きはじめ、理想と現実が大きく違う事に気付くとその後の対処が難しくなります。また自分に合わないと思いながら介護職の仕事を続ける事は困難です。まずバイトとして働き始めれば、介護職が自分に合っているかどうか確かめる事ができる貴重な体験になるでしょう。
さらに特に資格を持たなくてもバイトとしてなら雇用されやすいというメリットがあります。そしてバイトとして働いた経験が資格を取得する時に役立ちます。バイト期間が「実務経験3年」に含まれるため、介護業界でバイトから正社員にキャリアアップしたい時にバイト経験が無駄にならずに済みます。

ライフスタイルを優先できます

正社員としてフルタイムで介護職として働くと勤務時間が長くなります。特に宿泊施設がある介護施設の場合は、朝早くから夜遅くまで、または昼ごろから朝方まで、シフト制で働く事になります。不規則な生活になりますし、プライベートと仕事の両立が難しくなるでしょう。バイトとして働く場合は、「日中勤務」「時短勤務」「週3日勤務」など、自分のライフスタイルに合わせて仕事をする事ができます。家庭との両立が容易ですので、結婚をしても無理なく仕事を続ける事ができます。子育てをしている人が日中だけ仕事をする事もできますし、逆に両親の介護をしている人が、夜勤のみで勤務する事もできます。派遣社員もライフスタイルを重視して働く事ができますが、バイトは直接雇用です。介護施設のスタッフとの関係性が良好な場合は、子供が小さな時はバイトで、子育てが一段落したら正社員としてフルタイムで働く約束で働くなど融通を利かせる事ができます。

正社員との関係が良好です

派遣社員は派遣元の企業と契約を結んでいるため、派遣先企業では「よそ者」になりがちです。バイトは介護施設などの勤務先の企業に直接雇用されているため、介護施設の正社員との距離感があまりなく、人間関係の中に入りやすいというメリットがあります。地元意識が強い職場では、地元の学生がバイトをしたり、主婦や定年後の男性がバイトとして働いています。高収入は期待できませんが、他に学校や家庭など大切にしながら働き続ける事ができます。ミュージシャンとしての活動をしながら介護職のバイトを続ける人もいます。楽しい雰囲気の中で自分が働ける時間だけ無理なく仕事をする事が可能です。